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過敏性腸症候群って知ってますか?お腹の症状の話

美容・健康

過敏性腸症候群(IBS)をご存じでしょうか?

過敏性腸症候群とはストレスなどが原因で慢性的に下痢や便秘など腹痛をくり返す疾患です。

私はストレスからくる過敏性腸症候群に数年前かなり苦しんだ過去があります。

現在はよくなってきて薬は飲まずに過ごせるようになりました。

過敏性腸症候群でつらかった時に本や病院でもらう冊子などを沢山もらっていたので

その中から抜粋してつらい症状や原因、対処法について解説していきます。

最後には私がどのように治療したかも書いてます(^^)

過敏性腸症候群の症状と特徴

過敏性腸症候群がふつうの下痢や便秘と大きく違うところは

腹痛やおなかの張りを感じたり、腹部の違和感、なんとなく気持ち悪い、

おなかがゴロゴロと鳴るなど腹部症状をともなうことです。

排便によってその症状が軽減することも過敏性腸症候群であるかどうかを見極める

目安にもなります。

また、おなか以外の症状もあります。

おなかの症状

腹痛、下痢、便秘、おなかが張る感じがする、

おなかに違和感やなんとなく気持ち悪い

ガス症状、おなかがゴロゴロ鳴る、残便感

精神症状

不眠、不安感、抗うつ症状など。

全身性症状

頭痛、頭が重い、疲れやすい、めまい感、背部痛、肩こりなど。

消化器症状

吐き気、嘔吐、食欲不振、げっぷが出やすい。

こんな経験がある人いませんか?過敏性腸症候群かもしれません。

〇通勤途中の電車でおなかが痛くなりトイレに駆け込む。

〇通勤途中の車の中でおなかが痛くなる。

〇通学途中の電車や、バスの中でおなかが痛くなる。

〇試験の前におなかが痛くなり集中できない。

〇大事な会議や発表の前におなかが痛くなる。

〇旅行中に急におなかが痛くなりトイレを探す。

〇行事などの前におなかが痛くなることがある。

生活の質が低下してしまうことにもなります。

症状がひどい場合、電車や車の中、バスの中など急にトイレに行きたくなるため、

学校や会社に行けなくなったり外出を控えるようになったりなどがあります。

また、仕事が思うようにできなかったり、

趣味が十分楽しめない、朝食が食べられないなど生活の質を低下させてしまうこともあり

問題となっています。

過敏性腸症候群(IBS)のタイプ

過敏性腸症候群には4つのタイプがあります。

下痢型、便秘型、混合型、その他です。

一つ一つ見ていきましょう。

下痢型

泥状便(形のない、泥のような便)、水様便(水のような便)が多い。

下痢型は男性に多い。

便秘型

硬い便(短く固まった硬い便)、コロコロ便(硬くうさぎのふんのような便)

便秘型は女性に多い。

混合型

下痢型と便秘型を繰り返す。

一般的にはこのタイプの人が多い。

その他

下痢型、便秘型、混合型のどれにも当てはまらない。

ストレスと過敏性腸症候群の関係

腸内のセロトニンが及ぼす作用

脳が不安やストレスを感じると、その信号が腸に伝わって腸の粘膜からセロトニンが分泌されます。

このセロトニンの作用によって腸の運動に異常をきたすと、

下痢や腹痛などの症状を引き起こします。

☆セロトニンとは→ストレスに対して効能のある脳内物質のこと。

過敏性腸症候群(IBS)は、脳が受けたストレスの信号が腸に伝わりやすく、

腸管におけるセロトニンの作用が過剰になっている状態です。

セロトニンが引き起こす下痢や腹痛をどうやって抑えるかが

過敏性腸症候群の治療のカギとなるのです。

過敏性腸症候群(IBS)の治療法

治療法にはライフスタイルの改善、食事療法、運動療法、薬物療法があります。

ライフスタイルの改善

日常生活ではできるだけリラックスするように工夫をするといいでしょう。

毎朝決まった時間に起き、3食規則正しい食事を心がけ生活リズムを整えるようにしましょう。

食事療法

下痢を繰り返している場合

香辛料、冷たい飲食物など脂っこいものなどを避けます。

乳製品やアルコールも下痢の原因になる可能性があるので、控えた方がいいでしょう。

便秘を繰り返している場合

香辛料などの刺激の強い食品は避け、

水分や食物繊維を多くとれるような食事を心がけましょう。

また食事の際には、よく噛まずに飲み込むと胃や小腸のの負担が大きくなり消化不良を

起こしやすくなり、大腸にも悪影響がでます。

食事はよく噛んで食べると胃腸の負担が軽減されるため、お腹の調子もよくなります。

私も毎日の食生活を気をつけるだけでもだいぶ良くなりました(^^)

運動療法

適度な運動は腸の働きを整える効果が期待できます。

運動することで気分転換にもなりストレスの解消にもなります。

体操やストレッチ、散歩などの軽い運動を生活に取り入れてみましょう。

薬物療法

食事療法や運動療法で症状が改善しない場合は

病院にかかり医師による薬物療法が用いられます。

薬物療法では症状に合わせて治療薬が処方されます。

まとめ

下痢や腹痛が続くようでしたら過敏性腸症候群の疑いもあるので

まずは自分でできるライフスタイルの改善、食事療法、運動療法を試してみるのがいいかもしれません。

私もそうでしたが、それでも良くならない場合は

病院に行ってみてもらうのがおススメです。

処方薬をもらって飲んだら改善されました。

何度かお腹の調子が悪くなったり、良くなったりを繰り返しながらですが

今では薬を飲まなくても大丈夫になりました。

ただ、やはりストレスが原因のようで旦那の実家に行かないとならないような日は

だいたい前日か、その日の朝からお腹の調子はいまだに悪くなります。

それでも原因が分かっているのでその時がきたら頓服の薬を飲んだりして対処してます。

お腹の症状って辛いですよね。

もし自分も当てはまるという方がいましたら過敏性腸症候群かもしれません。

我慢せずに早めの受診をおススメします。

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