皆さんはお風呂の椅子の高さについて考えた事はありますか？
実は私は変形性股関節症（臼蓋形成不全）で人工股関節置換術の手術を受けるまで
お風呂の椅子の高さについて考えたこともありませんでした。
銭湯や温泉に行っても大体は低い椅子が置いてあると思います。
我が家も当然のように低いお風呂の椅子を毎日使用していました。
本当に人工股関節置換術の手術を受けるまでお風呂の椅子の高さのことなんて
気にもとめてなかったのです。
ですが、人工股関節置換術の手術後は低い椅子に座れなくなったので理学療法士さんからは
お風呂の椅子を高いものに変えて下さいと指示がありました。
入院後は自宅に戻ってから高めの椅子を使用。
すると、なんでもっと早くから高い椅子を使用していなかったのだろう・・・。と思い
もっと早くお風呂の椅子の高さについて考えれば良かったと思ったので
まだ低い椅子を使用されている方がいましたら是非これからの記事に目を通して頂ければと
思います。
低いお風呂椅子に座っていませんか？
低いお風呂椅子に座っている方いませんか？
私も人工股関節置換術の手術を受けるまでは低い椅子派でした。
というか、銭湯や温泉でも低い椅子だったし実家のお風呂椅子も小さい頃から
ずっと低い椅子だったので低いお風呂椅子を当たり前のように購入して使っていました。
妊娠中には座ったり立ち上がりの時にどっこらしょ、よっこいしょ。
股関節が痛い時にも毎日どっこらしょ、よっこいしょ。
毎日掛け声と共に立ち上がりをしていました。
妊娠中はこの低いお風呂の椅子の立ち上がりだけでも体に負担がありました。
そして股関節が痛いのに毎日椅子の高さを考えることもなく
お風呂では低い椅子に座っていました。
皆さんもお風呂の椅子の高さについて何も疑問を持たずに低い椅子に座っていませんか？
高いお風呂椅子に変更してから
人工股関節置換術の手術をした病院の理学療法士さんからは
お風呂では高い椅子（40センチ以上の高さ）を使用して下さいと言われました。
自宅では低い椅子を使用していたので退院するまでに旦那に購入するようにお願いしました。
そして我が家にやってきたのはニトリで旦那が買ってきた地面から45センチのバスチェアー
お風呂の椅子でした。
地面からの高さはそれぞれの身長によって使いやすい高さがあると思うので
高い椅子を検討されている方は、自宅の普段使っている立ち上がりのしやすい椅子の高さを
測定してから購入するのがおススメです。
最低でも40センチ以上はあったほうが楽だと思います。
高めの椅子に座ったら本当に立ち上がりが楽で、なんでもっと早くから高めの椅子を
使ってなかったんだろうと思いました。
本当にどっこらしょ、よっこいしょ。の掛け声がなくなり
スムーズに立ち上がりができるようになりました。
お風呂の高い椅子本当におススメです。
（値段の高さではなく、地面からの高さですよ～）
介護用お風呂椅子について
最後に介護用お風呂椅子について少しお話しようと思います。
病院のシャワー室で使用していたのは介護用のお風呂椅子でした。
これも調べて見ると高さを調節できるものや色々な種類があります。
足もとてもしっかりしている椅子が多く転倒防止にもなると思います。
我が家でも病院と同じ介護用椅子を最初は検討してみましたが、まだ普通の高めの椅子で
大丈夫じゃない？ということになり普通のニトリの高めのお風呂椅子を購入しました。
ある程度の年齢の方はこちらの介護用椅子の方が転倒のリスクも減りそうなので
いいかもしれません。
ご検討してみて下さい。
まとめ
毎日使用するお風呂の椅子。
私のように何も考えずにお風呂の椅子は銭湯や温泉と同じ低めの椅子を購入していませんか？
低い椅子は立ち上がりの時などに股関節に大きな負担がかかるのです。
今は健康で足腰が強い方でも毎日かかる股関節の負担を減らしてあげる事で
自分の股関節を長持ちさせることもできると思います。
そして、妊婦さんや変形性股関節症の方、股関節の病気の方、
なんだか最近股関節が痛くなるな～と思う方は是非お風呂の椅子の高さについて
考えてみて下さいね。
私がお風呂の椅子の高さを高めにしたのは人工股関節置換術の手術を受けた後でしたが、
もっと早くから高めの椅子にすれば良かったと思いました。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんがまだ低い椅子を使っていたら
高い椅子に変更する提案をしてみるのもいいかもしれません。
皆さんの日常がすこしでも楽になりますように(^^)
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